A.筋トレ

筋トレ:ホームジム(自宅ジム)の作り方:ベンチの選び方

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筋トレ用のベンチには次のような種類があります。

・フラットベンチ
・インクライン(デクライン)ベンチ
・ベンチプレス専用ベンチ

この他にもレッグエクステンション等が可能なマルチベンチ(多機能ベンチ)もありますが、ここでは割愛させていただきます。

順にみていきましょう。

フラットベンチ

概要

構造が単純ですので低価格にもかかわらず耐荷重の大きい良質の商品が数多く市販されています。

シート角度は変えられませんから大胸筋に対していろいろな角度から刺激を与えるようなことはできませんがパワーラックや本格的なベンチプレスラックと組み合わせれば高重量での本格的なベンチプレスエクササイズが可能です。

ベンチプレスを深く追及したい方やパワーリフティングに挑戦したい方にとっては必需品かと思います。

固定式折り畳み式があります。

固定式の方が折り畳み式に比べて2~3割程耐荷重が大きいので高重量でのベンチプレスを安全に行いたい場合は固定式、コンパクトさを重視するなら折り畳み式ということになります。

お薦めフラットベンチ

概要でも記述しましたが、ほとんどの商品がレビュー評価4以上ですのでどの商品を選択してもはずれの可能性は低いかと思います。

強いて上げるとすれば、固定式としては、
リーディングエッジ 固定式 フラットベンチが高評価の商品です。耐荷重300㎏シート厚6cmでスペックとしても問題無です。

折り畳み式フラットベンチのカテゴリーではリーディングエッジのフラットベンチがベストセラーになっていますが、高さを調節できるという点を評価して、ここではYouTen(ユーテン) フラットベンチをご紹介させていただきます。
トレーニングの際、高さがどうもしっくりこないのでメニュー毎に高さを変えられたらなと思う時がありますがそのような場合に重宝しますね。

インクライン(デクライン)ベンチ

概要

シートに傾斜をつけられますので筋肉に対していろいろな角度から刺激を与えることができるのが最大のメリット、トレーニングのバリエーションが広がります。

選択時のポイントですが、

その1:耐荷重が200㎏以上である事。

通常、メーカーが提示している耐荷重の数値は体重も含んだ数値ですから安心してトレーニングに打ち込む為には200㎏程度は欲しいところです。

その2:シート(背部)の最大角度が極力90度に近く、かつ角度調節を細かく設定できる事。

角度調節段階が多い方がいろいろな角度から筋肉を刺激できます。90度近くにできればショルダープレス等を安定した姿勢で行えます。

その3:シート(座部)も角度調整が可能である事。

軽量であればあまり気になりませんが、高重量のバーベルやダンベルでインクラインプレス等を行う場合、座面がフラットだと滑って力が入りません

その4:ガタツキが少ない事。

フラットベンチとは異なり可動部が多いのでガタツキが若干出てしまうのはある程度許容するしかありませんが、ガタツキがあまりひどいとストレスとなってトレーニングに集中できません。
この点に関しては、購入時点では確かめようがありませんのでレヴュー等を参照しその辺の指摘が多い商品は避けておいた方がいいでしょう。

その5:できればデクラインにもできる事。

ベンチプレス等で大胸筋の下部を鍛えることができます。

その6:背部シートが長めである事。

インラインダンベルプレス等を行う際、背部シートが長い方が後頭部をシートにつけられますので動作がより安定します。
できれば80㎝以上は欲しいところです。

このタイプにも固定式折り畳み式があります。

以上を踏まえた上で、

お薦めインクライン(デクライン)ベンチ

お薦めは、


折り畳み式ということであれば、

ベンチプレス専用台

概要

ベンチプレス用ラックとベンチが一体化している商品です。

ジムで使用されているような本格的なベンチプレス専用台はかなり価格が高くなってしまいます。

ビギナー用の低価格のベンチプレス専用ベンチはほとんどの商品のラック間が狭くセーフティもついていません。

高重量を扱うようになってくるとプレートをセットする際にバーベルシャフトが傾いてプレートが落下してしまうリスクもありますし、セーフティ無ですので安全性に問題が残ります。

お薦めベンチ

ビギナー用のベンチプレス専用台はあまりお薦めではありませんが、どうしてもという場合はIROTEC(アイロテック) プレスベンチがお薦めです。

別売りのセーフティラックと組み合わせてもお互いの脚の部分が干渉しあわないのでラック支柱とセーフティの間に空きができず比較的安全にエクササイズを行うことができます。

まとめ

・フラットベンチ
・インクライン(デクライン)ベンチ
・ベンチプレス専用ベンチ
以上、3タイプのベンチをみてきましたが、お気に入りのベンチはありましたでしょうか?

可動部が多いということで少々不安もあったインクライン(デクライン)ベンチやマルチベンチですが、最近は耐荷重がかなり大きくなりその辺の不安も払拭されてきましたので、これから揃えるのであればこの両タイプのベンチの中からフィットしたものを選択する流れが自然かと思います。

ラック、バーベル、ダンベルとの相性やトレーニングスタイル等をよく吟味されて、ご自分に合った、そしてエクササイズが楽しくなるようなベンチを探し出してみて下さい。

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