キャンプ2日、、、7時頃起床、清流のせせらぎと朝の清々しい空気がなんとも心地よい。
白馬連峰を望みながらまずは朝のコーヒーを一杯、、、旨し!
しばしうだうだした後、撤収作業、キャンプ場を後にして昨日も訪れた「倉下温泉」で朝風呂を堪能。
昼食は前回にも訪れた、そばの名店「山品」でのはずが、、、
訪れてみると、、、妙な静けさ、、、嫌な予感、、、そして的中。
店前に「臨時休業」の立て看板。
定休日は確認しておいたのですがね~~、、、友人共々「ガクッ!」。
名店「山品」の蕎麦、今回の旅の目的の一つだったのですが、残念無念。
気を取り直して周辺の店を物色、結局、今回はこの店にチャレンジしてみました。
お店の名前は「古家」↓
外観は↓
店内はこんな感じ↓
平日で11時半と時間が早いせいか客は我々だけ。
店内は昔懐かしい佇まい、柱の古時計がいい感じ。
子供の頃に「ギーギー」と時計のねじ巻きを手伝った記憶が蘇ってきました。半世紀前にタイムスリップした感じ。↓
早速、蕎麦、そばがき、てんぷらを注文。
蕎麦もおいしかったですが、そばがきがなめらかで絶妙でした。山芋が入っているのかな?↓
そばがきも食したせいか満腹、畳に横になってしばし昼寝をしたいくらいでしたが、そこは我慢、本日の目的地、白州へGO!
2時半頃、白州到着、甲斐駒ヶ岳や日登山口でもある尾白川渓谷駐車場へ。
本日は時間もないので登山ではなくのんびりと渓谷を散歩しようという友人の誘いにのったですが、、、すっかり友人に騙されました。
渓谷散歩というので私は昇仙峡のイメージでいたのですが、ところがどっこい最初からかなり急な斜面のアップダウンの連続。
歩き始めて7~8分で息があがり汗びっしょり。目的地についた時にはバテバテ状態。
しかし、渓谷の美しさが疲れを一瞬で癒してくれました。↓
コッヘルで湯を沸かし、コーヒーを味わいながら深い緑、光り輝く水面、そして心地よく響く小さな滝の調べを堪能。
マイナスイオンを浴び、しばし命の洗濯後、帰路につきました。
かなりハードなる渓谷散歩でしたが、その分、得るものが大きい一時となりました。
キャンプ場に向かう前に近くのスーパー銭湯「甲斐駒ヶ岳 尾白の湯」の露天風呂で甲斐駒を愛でながら疲れを癒し、スーパーで食料と酒を調達後、本日の宿泊地、友人が常連の「尾白の森キャンプ場」へ。
尾白川沿いにあり、甲斐駒ヶ岳も望めロケーションはバッチリ、ファミリー向けということもあり落ち着いていてなかなかこぎれいなキャンプ場でした。↓
残念ながら雲で頂は見えませんでしたが、甲斐駒ヶ岳がこんな感じに見えます。↓
夜は尾白川のせせらぎをBGMに、火を囲み旨い酒を味わいながら談笑、疲れもあり10時頃にバタンキュー。
翌日、いよいよキャンプ最終日。
有難いことに3日目も天気は晴れ、本日は友人お薦めの日向山登山にチャレンジ予定!
清々しい空気の中簡単な朝食を摂り、日向山登山口へGO。
登山口へはキャンプ場から尾白川林道を通って約5㎞。
尾白川林道は道幅がかなり狭く、対向車が来ると厄介だなと思いながら運転するも平日の午前中ということもあり駐車場まで対向車無。休日であれば辿り着くまで一苦労しそうな道。ラッキーの一言。
駐車場は10台程度しかなく、空いていたのは1台分のみ、友人は100m先の道幅が広くなっている場所になんとか駐車。
(休日は大変そうだ。極力、平日に行くことをお薦めします。)
10:00 登山開始。
登山ルートはほぼ樹林帯の中。
周りの景色を堪能することはできずただひたすら黙々と登るのみ。
そのことがその後の感動をより大きくしてくれることになります。
登り始めて約1時間40分、山頂近くの雁ケ原に到着、目の前が急に開け別世界が広がっていました。
まさに天空のビーチ!
サマーベッドがあるならパラソル下で横になりたくなるような景色。
目の前には壮大な八ヶ岳のパノラマが広がっています。↓
花崗岩が風化した白い砂がまぶしい。↓
ふと振り返れば、キャンプ場では雲がかかっていて見えなかった甲斐駒ヶ岳の頂がくっきり。やっとご対面。↓
コッヘルで湯を沸かし、開放感たっぷりの景色を愛でながらコーヒーを一杯、、、なんとも旨し。
昼食のインスタントラーメンを食しながら絶景を堪能後、下山。
日向山、今回初めて知った場所でしたが、本当に良き所でありました。
その後、2015年のノーベル賞受賞者大村智氏所有の温泉で疲れを癒し、帰途についた次第です。↓
少々ハードな日程でしたが、マイナスイオンをたっぷり浴び、なんとも楽しき車中泊旅行となりました。
体の方も妙に息苦しくなるようなこともなくかなり体力が戻ってきたことを実感。
車中泊もなかなかいいもんだ。また行ってみよう~。