今年のゴールデンウィークは
家内の実家のある門司へ帰省しました。
自宅に戻る前々日の朝、
家内の実家のマンションのベランダから
関門海峡を行き交う船や対岸の下関方面を
ボ~と眺めていると、
そういえば、
対岸の下関、
唐戸市場や海響館(水族館)には
2~3度足を運んだことがあるものの、
唐戸エリア以外は訪れたことがないな、
天気もいいし、
ちょこっと散歩でもしてみるか、
という思いがふと頭に浮かび、
急遽、
愛用のネオ一眼FZ1000をバックに入れて
電車で下関駅へGO!
サンデン交通のバスのブルーが鮮やかでグッドです。
突然思いついた事なので、
事前の下調べは無。
どうしたものかと駅周辺を歩いている、、、
と観光案内図を発見↓
「む、む、これだ!」ということで、
今回の散歩のメインテーマを
「高杉晋作の足跡をたどる」に決定し、
爺散歩、
スタート。
まず、
下関の全貌を知るべし、
ということで、
「海峡ゆめタワー」に上ってみる事に。
海峡ゆめタワーへ向かう通り
西海岸風の雰囲気でなかなかいい感じ。
それにしても車も人もほとんど見かけず。
唐戸の賑わいとは別世界。↓
高さ153m、球状の展望室が特徴の「海峡ゆめタワー」はこちら↓
大人600円の入場料を支払って
高さ143mの展望室へ。
いや~上って良かった。
展望室からの360度のパノラマは最高でした。
下関市壇ノ浦と門司区門司を結ぶ全長1068mの関門橋↓
唐戸市場と海響館(水族館)↓
対岸の門司港レトロ↓
宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘の地、巌流島↓
眼下には下関港国際ターミナル↓
小さな島なのですが、
ロンドンブーツの田村敦さん、
俳優の山下真司さん、
元プロ野球選手の宮本和知さん、
そして、
「相棒」の内村刑事部長役でおなじみの片桐竜次さんら
を輩出している彦島方面↓
日和見公園の高杉晋作像↓
等々。
一階下には展望レストランがあり、
絶景を眺めながら食事ができます。
一通り下関のアウトラインは把握、
タワーを下りてお散歩スタート開始、
まず、
望遠でとらえて気になった
日和見公園の高杉晋作像を目指すことに。
晋作通り沿いの石段を上ると日和見公園、
ゆめタワーから見えた高杉晋作像はこちら↓
この像、
てっきり銅像かと思っていたのですが
銅像に似せた備前焼の陶像とのこと。
昭和11年に建てられたものの
第二次世界大戦中に銅ということで没収。
昭和31年に再建されたものだそうです。
地図によれば、
近くに奇兵隊の母体となった久坂玄瑞一党(光明寺党)が
寄宿していた光明寺がある
とのことだったので寄ってみる事に。
松下村塾では晋作と共に「村塾の双璧」と言われ、
吉田松陰が妹、文を嫁がせるほど
松陰の信頼も厚かった玄瑞ですが、
志半ば「蛤御門の変」で自害、
享年25歳でした。
晋作通りに戻り、
駅に向かって歩いていると
維新の際に
奇兵隊旗揚げの軍旗が奉納されたという大歳神社が↓
この大鳥居は
奇兵隊をスポンサーとして
支え続けた豪商白石正一郎が
攘夷必勝を祈念して
奉納したものだそうです。