明治初期に開港した門司港周辺には洋館が点在していてエキゾチックな雰囲気を味合わせてくれます。
その中のいくつかをご紹介したいと思いますが、その前に。
門司港レトロについて少々。
門司港レトロは福岡県北九州市門司区のJR門司港駅周辺の大正レトロ風の観光スポットです。
お土産屋やレストランが入っている商業施設の全景はこんな感じです↓
この周辺にいくつかの洋館が点在しているわけですが、
まず、私のお気に入りは「国際友好記念図書館」。
残念ながらこの建物は中国の大連にあった建物を複製したもので昔から門司港にあったものではありませんが、その外観がなかなか味わいがあっていいのです。
まず、正面から↓
バリエーションに富んだ屋根の形、煉瓦と石とのバランス等々、なんとも絵になる顔を持っています。もったいないのはバックの黒いタワーマンション。
今は亡き黒川紀章氏の設計ですが、門司港レトロには全くそぐわない。
ということでバックが映らないようにアングルを変えて、このアングルあたりがベストかと↓
どこから見ても変化に富んだ美しい造りです。
こちらは旧門司税関↓
反対側から眺めるとこんな感じ↓
こちらは旧大阪商船、「ハートカクテル」で有名なイラストレーターわたせせいぞうさんのギャラリーが入っています。↓
そして、旧門司三井倶楽部がこちら↓
裏の方の方は↓
番外編です。
プレミアホテル(旧門司港ホテル)、洋館ではありませんが、イタリアの建築家アルド・ロッシの遺作でテーマは門と鮫ということです。
言われてみれば鮫に見えないこともないかな?どうですか?
手前の橋は「ブルーウィングもじ」という日本で最大級の歩行者専用のはね橋です。現在は「恋人の聖地」に認定されているらしく、カップルで渡ると幸せになれるそうです。
海側から見ると↓
ちょうどはね橋があがっているところが撮れました。
以上、この他にも、いくつか洋館がありますので結構レトロ感を楽しめるかと思います。
おまけ
お笑いのロバートの秋山のお父さんのお店「ファンキータイガー」はこちら↓
まだお父さんを直接見たことはありませんが、テレビで見る限りかなりファンキーですね。
門司港の対岸の下関の唐戸へは船で5分。唐戸市場あり、海響館(水族館)ありでいろいろ楽しめます。
門司港、是非、一度訪れてみて下さい。