トレンドの転換期や保ち合い(調整)局面で出現するチャートパターン

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株価が天井や底を打つ時もしくは保ち合い相場の値動きにはいくつかの典型的なパターンがあります。

トレンド転換後や保ち合い後の値動きは大きくなる傾向がありますからビッグチャンスを逃さない為にもチャートパターンの分析は欠かせません。

と言うことでここでは代表的なチャートパターンについて触れておきます。

株価が天井を打つ際に見られる代表的なチャートパターン

上昇トレンドの終焉に見られる代表的なチャートパターンはダブルトップ、ヘッドアンドショルダー(ヘッドアンドショルダートップ)等です。

ダブルトップ

高値をつけた株価が押し目を形成後、再上昇、前回の高値更新に挑むも売り圧力が強く下落、最終的に株価が下値支持線(ネックライン)を割り込んでいくパターンです。

上の図では二つの高値はほぼ同価格ですが、実際は2度目の高値は最初の高値よりも低い位置で抑え込まれて下落していくパターンが多いかと思います。

逆に2度目の高値の方が最初の高値よりも高い場合もあります。

最初の高値を抜いたということで買いが入ったところを見測られて売りが浴びせられ、買い方が動揺して建玉を転売、下落していくパターンです。

ヘッドアンドショルダー(ヘッドアンドショルダー・トップ)

高値をつけた後、押し目を形成、再上昇後高値更新にチャレンジ、一旦高値更新に成功しますが、下落、ネックライン近辺で反発し上昇するも最初の高値近辺で抑え込まれて下落、最終的にネックラインを割り込んでいくパターンです。

図ではネックラインは水平ですが、上向きや下向きの場合もあります。

このパターンの出現はトレンド転換のサインとしてはかなり信頼度の高いものとなります

三尊天井もほぼ同義です。

株価が底を打つ際に見られる代表的なチャートパターン

下降トレンドの終焉のサインとなる代表的なチャートパターンはダブルボトム、リバースヘッドアンドショルダー(ヘッドアンドショルダー・ボトム)です。

ダブルボトム

安値をつけた株価が戻り目を形成後、再下落、前回の安値更新に挑むも買い圧力が強く上昇、最終的に株価が上値抵抗線(ネックライン)を上に突き抜けていくパターンです。

リバースヘッドアンドショルダー(ヘッドアンドショルダー・ボトム)


安値をつけた後、戻り目を形成、再下降し安値更新にチャレンジ、一旦安値更新に成功しますが、上昇、ネックライン近辺で戻され下降するも最初の安値近辺で反発され上昇、最終的にネックラインを上に突き抜けていくパターンです。

このパターンの出現はトレンド転換のサインとしてはかなり信頼度の高いものとなります

逆三尊もほぼ同義です。

保ち合いに見られる代表的なチャートパターン

調整局面に入り株価が方向性を失った際によくみられるパターンです。

トレンドラインが平行なタイプとしてボックス(レクタングル)フラッグ
トレンドラインが収束していくタイプとして三角保ち合い(トライアングル)ペナントウェッジ等あります。

あくまでも保ち合い局面に突入したということを認識できればいいので、厳密にどのパターンに属するのかを判断する必要はありません。

ボックス(レクタングル)

上下のトレンドラインが平行かつ水平なパターンです。

フラッグ

上下のトレンドラインが平行でトレンドラインに傾斜があるパターンです。

三角保ち合い(トライアングルフォーメーション)

上下いずれかのトレンドラインが水平でもう一方のトレンドラインが上方もしくは下方から収束していくパターンです。

(安値を切り上げ、高値を切り下げていくパターンもトライアングルですが、ここでは後述のペナント(シンメトリートライアングル)として扱っています。)

安値を切り上げていくタイプをアセンディングトライアングル、高値を切り下げていくタイプをデセンディングトライアングルと呼ぶ場合があります。

サポートラインが切り上がっていく、もしくは切り下がっていくということはサポート側の圧力が強いということなので保ち合い局面に入る前のトレンド方向に動く(レジデンスラインブレイクが発生する)可能性が高いパターンです。

ペナント(シンメトリートライアングル)

上方ラインが下向き、下方ラインが上向きで横方向に収束していくパターンです。

買い方と売り方のパワーが均衡していることを表していますから上下どちらにブレイクしていくかはなかなか推測しにくいパターンです。

ウェッジ

上下のトレンドラインが共に上向きもしくは下向きに収束していくパターンです。
トレンドラインが向いている方向にブレイクしようと何度かチャレンジするもなかなかブレイクできないということで、最終的にはトレンドラインの方向とは逆の方向に動きやすいパターンです。

まとめ

これらのパターンを利用した売買戦略としてはブレイク方向へエントリーする方法が一般的ですが、ブレイクを抑え込むことで利益につなげようとする勢力も存在しますから、当然「騙し」に遭遇してしまうこともあります。

そのような「騙し」のリスクを極力回避したい場合は、ブレイク後すぐのエントリーは見送ることです。

取り敢えずブレイク後の押し目や戻り目の形成を待ち、ブレイクしたレジデンスラインがサポートラインとして機能するようになっているということを確認できた段階でエントリーします。

このようなエントリーはかなり信頼度の高いものになります。

株価が天井や底を打った後や保ち合い相場の終了後は株価が大きく動く可能性が高いので大利を得るビッグチャンスです。

せっかくのチャンスを逃さない為にも上記のような基本的なチャートパターンだけでもきっちり押さえてチャートリーディングに生かしていきましょう。

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