日経225先物ナビ:限月とSQ

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日経225先物・日経225miniと言っても、単一の商品が取引されているわけではありません。

資産対象は日経平均株価指数一つですが、それに限月という時間の概念が付加された別個の商品(銘柄)が複数上場されています。

限月(げんげつ)とは期限が満了になる月(最終決済月)のことです。

限月としては1月~12月まで12個ありますが、
そのうち3月限(「さんがつぎり」と読む)、6月限9月限12月限メジャー限月又は四半期限月 、それ以外の限月はマンスリー限月等と呼ばれています。

日経225先物取引と日経225mini取引では取引可能な限月が異なるので注意が必要です。

日経225先物取引の場合

3月限と9月限の直近3限月(橙色)、6月限と12月限の直近10限月(黒色)、計13限月が取引対象です。

例えば、現在が2012年9月1日だとすると、取引可能な限月は

2012年9月限
2012年12月限
2013年3月限
2013年6月限
2013年9月限
2013年12月限
2014年6月限
2014年12月限
2015年6月限
2015年12月限
2016年6月限
2016年12月限
2017年6月限

です。

9月の第2金曜日の前日の日中取引終了時点で2012年9月限は上場廃止となり取引不可とないます。

翌日の満期日(限月の第2金曜日)の日中取引の開始時から新規に2014年3月限が上場され取引可能になります。

満期日前日の日中取引終了時までに決済されなかった2012年9月限の建玉は満期日の日中取引が開始されると日経平均採用の225銘柄の寄り付き値段から算出された 特別清算指数SQ値:Special Quotation)で差金決済されます。

ここでSQについて簡単に説明しておきます。

前述のようにSQ値は 日経平均株価構成銘柄のSQ算出当日の寄付値を元に算出されますので、寄り付いていない銘柄があった場合は日経平均株価の始値(ある時刻における構成銘柄の平均値で算出、寄り付いていない銘柄については気配値等を使用)とは通常異なった値となる可能性があります。

SQ算出日は当該限月の第2金曜日(休場日の場合はその前日)です。

3,6,9,12月の第2金曜日に算出されるものは「 メジャーSQ 」、それ以外の月の第2金曜日に算出されるものは「 マイナーSQ 」と呼ばれています。

SQによる決済の計算方法は

・売建玉の決済の場合

=(前営業日の清算単価-SQ値)×建玉数×取引単位-(手数料+消費税)

・買建玉の決済の場合

=(SQ値-前営業日の清算単価)×建玉数×取引単位-(手数料+消費税)

です。

約定単価ではなく前営業日の清算単価を使用するので注意が必要です。

その理由は、「 値洗い 」と言って、証券会社が日々建玉について清算値段による評価替えを行い、その差金を受払いしている為です。

日経225mini取引の場合

日経225先物と同じ13限月に加えて
マンスリー限月のうち直近の3限月(橙色)、計16限月が取引可能です。

日経225先物と同様の例で見てみると

2012年9月限
2012年10月限
2012年11月限
2012年12月限
2013年1月限
2013年3月限
2013年6月限
2013年9月限
2013年12月限
2014年6月限
2014年12月限
2015年6月限
2015年12月限
2016年6月限
2016年12月限
2017年6月限
が取引対象。

このようにラージ13種類、ミニ16種類計29種類の商品が一応取引対象になるわけですが、実際には取引量が少ないとスムーズな取引はできないので取引対象となる商品は限定されてきます。

ほとんどの場合、特にデイトレの場合はメインターゲットは取引量の多い直近のメジャー限月です。

私もザラバシステムでミニを取引する場合は自動売買ロボットの方で直近の限月ではなく直近のメジャー限月を取引対象にするように設定しています。

ここで限月に関連する用語を押さえておきましょう。

ロールオーバー
スウィングトレードのようにポジションを保有している場合、限月をまたぐ時に満期日が到来する前に一旦ポジションを決済し、同時に次限月の同じ方向のポジションを保有すること。

期近物 (きじかもの):
直近の限月の物。

期先物 (きさきもの):
直近より後に限月が到来する物。

発注の際にターゲットの限月と異なる限月を取引してしまい「あれ!」等ということが結構あるので限月の扱いは特に注意が必要です。

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